停車場遍路の鐵道迷的臺灣

台湾に特化した鉄道趣味の記録です、「鐵道迷」は鉄道ファンの中国語です

2018台湾旅行-02:渡航便選択と往路

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さんざん行った台湾だが自腹で渡航するのは今回が初めてである。従って、往復の旅費も節約したいところである。

地元が名古屋なので中部空港から飛ぶのだが、就航しているLCCは2社とも運行時間帯がよろしくない。一つは行きが午後で帰りが午前という宿泊費が無駄なだけの時間帯で、一つは台湾発着が夜中となり帰りはともかく行きは空港から台北まで移動して投宿して寝たら翌日は昼まで使いものにならなそうだ。さらに、LCCの最低料金は手荷物7kgまでの制限があり、その制限をなくすとグンと料金が上がる。

となると、行きは午前便で帰りは夕方便があるレガシーキャリアのセーバー運賃も選択肢に入ってくる、機内食も出るし。代理店ではなくチャイナエアラインのサイトで9月半ばにダイレクトに購入した。往復かつもろもろ込み込みで4万円弱だが、4カ月前に払い戻し不可のチケットをとるのはなかなか勇気がいる。

国際線は出発時間の2時間前に空港到着が原則であるが、人身事故が起きても大丈夫なように3時間前に着くミュースカイに乗る。せっかくの安いチケットも乗り遅れたり、タクシー飛ばしたりしたらまったく意味がない。ミュースカイの指定席は空港駅の出口に近い1号車を一カ月前の発売日に確保した。

空港駅に無事についたので出口の対面のセブンイレブンにある、外貨のコインを両替して電子マネーにできる機械を確認した。



画像の左の緑色の機械だが、交通系ICカードには対応していなくて外貨の種類も5か国に限られていて、あまり汎用性はない。とにかく新台湾ドル(以下「元」)のコインを持って帰ってきてもこいつが受け付けないことはわかった。

スーツケースを預ける前に着て来たダウンジャケットと中のブルゾンを入れ換える。台湾も北の方はそれなりに寒いが、カーディガンを中に着ればいい。

掲示板ではまだチェックイン開始前と出ていたが、ファースト・ビジネス対応のカウンターが一つだけ開いていて、エコノミーでも手続きができた。今時はeチケットの写しなんかなくても係員がパスポート(当然購入時に番号を入力してるが)を機械にピッとやれば当日の予約便が出てくる。

寒いがスカイデッキに少しだけ出てみた。



混まないうちにセキュリティチェック・出国審査を通過し、まだまだ早いがあとは搭乗口前の腰掛でうだっとする。チケットに書かれた搭乗開始時間は出発時刻の40分前だが、たいてい25分前ぐらいになる。開始してもどうせ優先搭乗があるからそのタイミングでトイレに行く。

機材はこれである、尾翼に梅の花が描かれている。


フライトは順調で十数年ぶりの台湾桃園空港に無事着陸した。ボーディングブリッジに入ると暖かい。第1ターミナルと第2ターミナルの通路が端同士でつながっている場所のスポットについた。どちらに歩いても遠いけど、入国審査は第2ターミナルである。ムービングウォークの上をひたすら歩く。

以前の記憶だとやたらに入国審査が混んでいるイメージがあったが、どの列も2・3人ですぐに通れた。入国書類はネットのここで予め提出したのでその旨係員に告げてパスポートを渡す。ここで顔と指紋が記録される方式になっていた。あと、税関申告書の控えがパスポートにホチキス止めされなくなった。

荷物を回収し税関を通過して円を元に両替する。元がどんどん高くなってて4円弱である。本シリーズでは円換算を記す場合は4円で計算する。4万円が1万元ちょっとになった。手数料を30元取られる。

準備は整った、いざ。

[私が覚えた中国語02]

「小姐(シャオチエ)」は接客業に従事している状態の(未婚の?)若い女性を指し、呼びかけでもよくつかわれます。CAは「空中小姐(コンチョン~)」:略して「空姐」となります。

これに対して「先生(シェンシャン)」が男性に対する尊称(日本語の「~さん」に相当)および呼びかけですが。文字にする場合は地位の高い女性に使われることもあるらしいです。現地で話しかけられるとき、最初の「先生」だけはわかるようになりました。