台鐵縦貫線駅巡り-1:基隆車站
日本の旧国鉄に相当する台湾官営の一般鉄道の事業者の名称を「台湾鉄路管理局」と言います。現地では台鐵の略称で呼ばれています。
そのうち台湾島の西側を南北に通る[基隆]から[高雄]までの路線名称を縦貫線と言います。
2018年1月の渡台で北中部の[基隆]―[彰化]と[隆田]―[高雄]の各駅を巡ってきたので、その記録画像を順に載せていきます。
なお、タイトルの「車站」は中国語で駅のことです。
さて、初回は[基隆]です、かつて地上駅だった頃に訪れた記憶がありますが、島式ホーク2面4線の地下駅になっていました。
南口も大きく変わりましたが、新設された北口です
旧南口:現在は(ストリートビューで見ると)建物全体が広告になっているようです
駅名標:隣駅までの距離が書かれています
間の2線で終端側を見る
振り返る:左が第一月台(ホーム)、右が第二月台
終端から第二月台の右側を見る
終端から第一月台の左側を見る、左上の明かり窓で半地下であることがわかる
路線図
南口へ
EMU700(左)とEMU800
2018台湾旅行-41:スカイトレインと帰途
全日程13日中、お天気に悩まされたのは2日ほどであった。運がよかった。駅巡りの乗り継ぎも、際どいのが1回、遅延に気をもんだのが5回ぐらいだ。
今回は「日本と同じ駅巡りが台湾でできるか」のチャレンジだったが概ね成功だった。とはいえ、この先まだまだ捷運の新線や台鐵の新駅が出来るので、瞬間的にでも駅巡り100%にするのは難儀だろう。成長がかなり鈍った日本国内の方が先にコンプリートする予定だ。
日本の駅では見かけなくなったホーム監視員が居るので、撮影が制限されるかと思いきやほとんどの場合注意されなかった。注意されたのはホームドアが閉まっているのに、黄色いラインよりさらに一段控えた白線を越えたことぐらいだ。そもそもホームドアがある時点で監視員は要らんだろとは思うが、それが仕事だから職務に忠実なだけだろう。
さて両替である。台湾はカード社会ではないため、いざという時のため現金が必要と考えていたので1600元以上も残っている。両替所に手持ちの元を全て出して、Japanese yen, as much as possible と。
台湾で買える日本円の最小単位は1000円だから、両替できずに残る端数の最大もその程度になる。手数料が100元でギリギリ6000円に足りず、5000円と233元になった。
こういう時はやっぱりスタバで贅沢である。120元のアイスコーヒーと85元のチョコレートケーキをいただく。日本円で820円ぐらいだが普段は絶対しない。そもそも前回スタバに入ったのは3年半前のジュネーブ空港である。
残りの28元で同じ値段の飲むヨーグルトを買い、悠遊カードの22元を使い切るために朝買ったお菓子といただく。昼間は軽くおにぎり一個とフランクフルトだったから、胃袋的には問題ない。
チェックインも荷物手続きもインタウンチェックインで済んでいるので、セキュリティチェックを通って出国審査をする。再び顔と指紋のチェックである。
時間があるので、第一、第二ターミナ<ルを結ぶスカイトレイン(新交通)に乗ってみた
がっつりホームドアで車両は撮れない。なお列車は2両だが、1両はセキュリティエリア外、1両はエリア内である。
第一ターミナルに到着
第一ターミナル側の案内サイン
戻ろう
ゲート前の待合スペースに給湯給水機がある、駅やホテルなどと種類は違う。私のようにペットボトルの水を確保することに気を使う必要はなくなったのかもしれない。
さて、搭乗だ
帰りはジェット気流に乗るのでフライト時間が2時間余りと短く、1回目のドリンクサービスと食事が同時だった。福岡便だとさぞかし慌ただしいだろうなと思う。
無事に着陸してあとは入国、20分ぐらい待ってようやく荷物が出てきた。税関を過ぎてゲートを出てしまうと外であるが、まだ暖房が効くエリアに居るうちにスーツケースを開けてダウンジャケットを出す。
空港駅も仕切りの中ならそれほど寒くなく、本格的な寒さを感じたのは最寄り駅に降り立った時だった。空気の寒さが歯に染みるというのは初めての経験である。
[私が覚えた中国語41]
空港の搭乗開始のアナウンスは私が唯一聞き取れる文章です
各位旅客 | ・ | 中華航空公司 | 150 | 前往名古屋的班機 | 現在開始登機 | |
カーウェイ リーカー |
チョンファ ハンコン ゴンスー |
イー ウー リン |
チェンワン ミングーウ― ダパンチ― |
シェンザイ カイシー テンチー |
日本語バージョンは
「お客様にご案内申し上げます、チャイナエアライン150便中部国際空港行きはまもなく皆様を機内へご案内いたします。」