停車場遍路の鐵道迷的臺灣

台湾に特化した鉄道趣味の記録です、「鐵道迷」は鉄道ファンの中国語です

2018台湾旅行-36:テレサ・テン紀念公園

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マイクロバスでしか通れない狭い急坂を縫って上り、朱銘美術館の次が筠園(ユンユェン)バス停である。一緒に降りたおばさん2人が公園の場所を教えてくれているのだろうが「前面(チェンメン)」以外は全く分からない。

昭和の歌姫というと数人が頭に浮かぶが、アジアの歌姫というとやはり彼女だろう。「空港」「愛人」「つぐない」と大人の恋愛を切々と歌っていたころ、私はまだガキだったが。喘息の発作で42歳の若さで亡くなってから23年、ようやく彼女のお墓にこられた。存命なら中島みゆきと同年代だ。

あいにくの霧雨が横殴りの風に乗り、画像・動画が撮りにくい上に寒くて冷たい。なんとか撮影をがんばってみた。バス停からだと公園の側面から入ることになるが、正面はここになる。


鄧麗君(テン・リーチュン)は芸名で、本名の鄧麗筠(テン・リーユン)が墓碑に刻まれている。彼女の遺体はエンバーミングという特殊処理を施されて土葬されたので、おそらく亡くなった当時の姿でこの下に眠っている。右の岩に筠園とある。


歌謡ショーなどでドレスを着ているのは見たことがあるけど、髪型含め彼女のイメージではない。金一色だからすっぴんなのはともかく、ところどころ汚れてるから磨けよとは思う、田沢湖の「たつこ像」みたいに。


像の下のスピーカーから唄が流れ出した、センサが私をとらえたらしい。

曲は洋楽のカバーばかりだった。スティービー・ワンダーの 'I Just Called To Say I Love You' に合わせて、景色は動かないので私が動いてみた。著作権の問題があるのですぐ消されそうだが動画をアップした。


管楽器的オブジェが二つ



夏なら涼しげでいいんだろうけど


鍵盤が一つ下がったままになってる、直してよ。ところで、ここはそもそも高級墓地だろう、周囲がいかにもである。


次のバスまで1時間、30分経ったところでこれ以上濡れるのが嫌になってバス停に戻った。距離があるからだいぶ聞こえづらくはなるが、バスが来るまで中国語のポップな曲などいろいろ聞けた。ついに日本語の曲は流れなかったけど。

バス停に腰掛けがあるのは当然として、背後に仕切りがあって助かった。なければ腰掛の雨をぬぐったうえで傘をさして座らないといけなかった。


ところで、姓名の名の方を英語名にするのは中華圏の芸能人では一般的なようで、ジャッキー・チェン(成)、アグネス・チャン(陳)、ビビアン・スー(徐)、ジュディ・オング(王ではなく翁)などなど。

[私が覚えた中国語36]

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