2018台湾旅行-30:台鐵駅巡りE
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9日目は台鐵縦貫線の「富岡-豐原(4駅除く)」を巡る。「造橋」以南は山線の残りである。
台北 | 05:39 | ||||
¦ | |||||
富岡 | 06:42 | 07:07 | |||
新富 | 07:10 | 07:35 | |||
北湖 | 07:59 | ― | ― | ― | 07:37 |
湖口 | 08:03 | 08:19 | |||
新豐 | 08:24 | 08:49 | |||
竹北 | 08:54 | 09:09 | |||
北新竹 | 09:14 | 09:46 | |||
¦ | |||||
崎頂 | 10:27 | 10:05 | |||
竹南 | | | ||||
造橋 | 11:10 | 10:38 | |||
豐富 | 11:40 | ― | 11:15 | 高鐵苗栗駅に隣接 | |
苗栗 | | | 12:37 | ― | ― | 12:58 |
南勢 | 11:51 | 12:30 | | | ||
銅鑼 | 14:08 | 13:09 | |||
三義 | 15:16 | ― | ― | 14:15 | |
泰安 | | | 15:50 | 16:12 | 台北 | 19:32 |
后里 | 15:28 | 15:47 | | | ¦ | |
豐原 | 16:23 | ― | 17:21 |
全て縦貫線の駅なので画像は別途「台鐵縦貫線各駅巡り」でアップの予定である。
最後は「豐原」から自強号で一気に戻るのだがまだ予約してない。縦貫線は高鐵が出来て若干余裕ができたのだが、もともと区間需要も多いのでどこかで早めに予約すべきだと思っている。
本日からTR-PASSを利用する。本当は毎日最初の改札を入るときに日付印が必要なのだが、中国語の使用方法のページを見せても改札のおじさん駅員は押さなかった。いずれどこかの駅の理解している駅員が押すだろう。
南行き一番の快速を見送り、4分後の各駅停車に乗る。さすがに空いているが、途中駅からぽつぽつと乗ってくる。
「富岡」で充分に夜が明けて駅巡りをスタート。通常は8両の区間車だが、さすがにラッシュ時で「台北」方面へは12両の場合がある。先頭も画角に入れたいが、これ以上は立ち入り禁止エリアで後退できない。
こちらは空いている南下列車で一駅ずつたどっていく。
「新富」は台鐵のメンテ工場の通勤のために作られた新駅で、工場へのアクセスの方が一般出入口より便利である。工場の入口に守衛所も物理的バリアも無いが、いいのか。
「北湖」のすぐ北でメンテ工場からの線路が合流していた。ここでようやく駅員がTR-PASSに印がないのに気づいたが、パスの台紙の方に押すべきところを本体に押した。このパスは台鐵が発行してるんだからちゃんと理解しろって。
「湖口」は橋上駅になっていた。構内が狭くて街の中に窮屈そうにある
さらに「新豐」「竹北」と橋上駅が続くが旧駅舎を撤去してない。道南いさりび鉄道の「七重浜」みたいに転用して残ってる場合はあるが、たいてい日本だとすぐに更地にすると思う。台鐵は国有だから建物に税金がかからないのだろうか。
「北新竹」は新駅で、東から内湾線が合流してくる。この次の「新竹」まで内湾線と縦貫線が平行する。
3駅飛ばして「崎頂」は無人駅である。
台鐵でもICカードは普及しているが、乗る列車種別によって運賃(日本の様に別途速達料金を払うわけではない)が違うので下車駅側で「直前に到着した列車から降りた」としてカードから引き落とししている。これを悪用して自強号で来たのに区間車の到着を待って出場するケースが多発したため、「10分以内に出場しないと罰金」を取ろうとしたんだがトラブルが予想されたので没になった。駅巡り派としてはゆっくり改札内が撮影出来ていい。まあ、大きな駅でないと10分かかることはないが。
それに関連して初めて知ったルールがこの画像である。一番下に「70km以上先の駅に自強号で降りたら、70kmを越えた分は自強号の運賃で計算する」とある。
次の列車は山線へ直通する。海山の分岐駅「竹南」は飛ばして次の「造橋」も無人駅だ。本稿を書いていて日本式の元宿舎が残されていることに気づいたが、見逃してしまった。ところで、駅舎に掲示されている時刻表がプリントアウトのこれしかない。
日付が去年の12月改正より前なんだが、時刻に変動が無かったとは思えないし、無かったとしても最新の改正日付のを貼っとけよとは思う。今時はみんな携帯端末で調べるから実害はないんだろうが、私は持ってない。
なお、今年(2018年)は民国107年で、民国元年(1912年)は大正元年と偶然に一致する。中華民国建国時点で台湾は日本時代だったから、政府は大陸にあった。
「豐富」は北に移転されて高鐵の「苗栗」と隣接している。ここまで順調に来て予定が狂うリスクはだいぶ減ったので、窓口で帰りの自強号を予約した。
2つ先の「南勢」は駅舎はあるがシャッターが下りていて無人駅である。
1つ戻って(台鐵の)「苗栗」は橋上化されているが、旧駅舎が残っている。南にある車両展示エリア(現在は「苗栗鐵道文物展示館」)に来た際に降り立ったので懐かしい。車窓から展示エリアを撮ってみたが、かろうじてこれが撮れた。
2つ先の「銅鑼」は有人駅だった。一時間待ちの間に[自強号]の通過が撮れた。
1つ進んで「三義」は旧山線のSL列車の出発駅だが、今シーズンはまだ始まっていない、そもそも平日は運休である。私の日本での駅巡り基準だと「一般の乗車券・料金券」で行けない駅は除外するのだが、このSLは乗りたいからまた来ることになる。ここでも[自強号]の通過が撮れた。
2つ進んで「后里」、階段は地下道だがエレベータは高架である、地平駅だとエレベータ分の穴掘りをするより得なんだろう。
1つ戻って「泰安」は高架駅であるが古い、エレベータがボロくて怖い。一応有人駅である。
2つ進んで、本日最後の「豐原」は高架になっていた。ホームとその下の出改札は完成しているんだが、駅正面側の装飾的な構造が工事中である。日本ならおそらく作らない。
無事に終えて切符を眺めながら帰りの自強号を待つ、達成感に浸るひとときである。
日本の「特急料金」の体系が短距離では割高なのに対して、運賃が列車種別毎に決まっている台鐵は自強号も短距離利用しやすい。が、車両は特急仕様なので乗降に時間がかかり慢性的な遅延の原因になっていると思う。
これまでの分と合わせてプッシュプル式自強号の走行シーンが7つ撮れたので動画にした
帰着時間としては本シリーズで最も遅いが、台北駅のフードコートはこれぐらいが混雑のピークだろう。なんとか席を見つけてカツカレーを食べた。170元ぐらいだったと思う。
[私が覚えた中国語30]
コンピュータ関係
操作系統(ツァオツォシートン):OS
程序(チョンシュー):プログラム
輸入(シュール―):入力(ネットの中国語のページでよく見かける)
輸出(シューチュー):出力